ハーブや園芸に関すること

何と言っても絶対に 〜 食う

人間、物を食わねば生きていけない。どうせ食うなら美味いものを。身体に良いものを。自家栽培のハーブを食うというのは贅沢でもある。食うために育てたって良いわけだ。どのみち殺傷を避けていては生きてもいけないし、美味しく食うことこそ、恩返しにだってなる。ちゃんとした料理方法は知らないけど、簡単に食う方法ならいくつかは知っている。食い物って好き嫌いがあるわけだし、合う合わないもある。真に受けてひどい目にあっても責任は持てないんで、宜しくね。

食うと言ったら、まずバジルでしょ。そのままであればピザに載せて焼くとか、刻んでパスタにあえるとか。火を通しすぎると風味が飛んでしまうので、ピザなら焼きあがる直前くらいに載せるのが良いね。刻んで使う場合は風味付けなわけだけど、オリーブオイルとの相性を大切にしたい。ドレッシングに入れるとかね。マリネも良いかな。鯵の刺身に、マスタードとバジルをたっぷり入れたオリーブオイルをかけた奴も美味いよ。イカもいける。オリーブオイルはヴァージンよりもピュアの方が癖が少ないので推奨。生葉のままでオイルに漬け込むのなら、水気をちゃんと取ることが肝心。そうしないと早々に腐ってくることがある。ジェノバペーストはバジル・松の実・ニンニク・チーズとオリーブオイルをミキサーにかけるとできるらしく、便利らしい。

生でバクバク食うならサラダとかサンドイッチが一般的。ルッコラ(ロケット)、ナスタチウム、アンディーブなんか。ただ、これらだけを食べるのは少々きつい。量が確保できないことと、クセが強いことが理由だね。ということで、サラダだったら、メインはレタスかトマトにして、その中にハーブをアクセントとして入れていくのが宜しい。もしくは、魚とか鶏とかを揚げてやって、マリネ風に仕立てて、ハーブをあしらうとかも良い。

アクセントに使うなら、乱暴だけどどれだってなんにだって合うはずだ。ここではパセリが代表選手。せっかくだからイタリアンパセリにするとハーブ通っぽくて雰囲気も出るかも。クセも少ないしね。とにかく、生葉なりドライなり、適当にちぎるか刻むかして振りかけるんだ。チャービル(嫌いだけど)、チャイブ(万能葱か)、フェンネル(見た目もいい感じ)。もちろん、バジルもナスタチウムも使える使える。バジルだったら間引きした芽を使うのもいい。

焼き関係ならローズマリー。鶏をオーブンで焼くときにまぶす。垂涎。ジャガイモのスライスにチーズをかけて、塩とローズマリーを散らして焼く。考えただけでも美味そうでしょう。肉を焼くときにとにかくまぶしてみる。肉の臭みを消す効果があるから、好き嫌いを別として、大抵はうまくいく。クッキングホイルで肉やらを包んで、ローズマリーを一枝入れて焼くのも。食べても害はないけど、食うときには除けることを勧める。魚にはあまり使わないけど、クセのあるものなら意外と合うかもしれない。似たような使い方ならタイムかな。

デザートや菓子なら、ミント、そしてレモンバーム。ハッカの香、レモンの香はまさしく相応しい。特に何も言うことはないよね。工夫して使っておくれ。邪魔にならない範囲で添え物にしてもいいし。ティは食うとは言わないけど(飲むと言う〜当り前)、香と色を楽しむものだし、適当に使ってください。ティの話はそれだけでも本になるほどあるし、色々試してみるのも一興か。

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