インターネットの怪しい世界

戻る

インターネットの裏側とも言える怪しい世界とは?

ちと大袈裟にかましてしまったけど、インターネットにも怪しい世界がある。世の中に怪しい世界というのがあり、それがネットワークの上にも反映されているわけだ。現実の世間よりもインターネットの方が匿名性も高く、情報伝達面での自由度がはるかに高いから、やろうとさえ思えば色々な事が出来る。表現の自由との絡みもあって、複雑なんだな。法規が対応できないような新しいモノでもある。

H系
紹介するまでもない。税関も通らないし、倫理規定も無いからね。インターネットの最大の利点だと思っている人も多いような気がする。WWWサーバーに画像を置いていたせいで摘発された事例はあるけど、すべて取り締まるのは難しい。海外のサーバーが提供している情報にまでは当局も手が出せないわけだしね。それをいいことに、海外のサーバーをレンタルしているケースもあるし。誰かが見たいものを他の誰かが提供するということ自体には悪いことなんかは無いと思うけれど、悪いことに繋がる場合が多いから困るんだ。
Hではないけれど、グロテスク系やフェチズム系もある。通常の神経であれば目を向けたくないような画像が提供されて。そりゃまずいだろう、という情報も、匿名性をうまく利用すれば流せるからなんだろう。オタク系もある。好みは自由だけれど、うっかり出くわすと面食らってしまう。

権利侵害
H系は基本的に人に迷惑をかけない(と思う)けれど、これがたまたま権利侵害と密接な関係があったりする。画像をデジタル取込してやたらに配るのは著作権侵害だし、肖像権侵害や名誉毀損になるケースもある。少年法違反、人権侵害、他に何があるだろう。ところで、密接な関係と言っているのは、H系でそういうことが多く起きているという意味。人気があるからだろう。

クラッキング情報
ウィルスなどを作るための情報もインターネット上から得る事が出来る。有名なのは、マクロウィルス作成キット。これをダウンロードしてきてちょっと細工すればオリジナルのマクロウィルスが出来ると言う。迷惑千万。こういうことが許されるかと言うと悔しいけど許される。理由としては、「ウィルスに関する情報を共有する事で、感染対策ができる。そのための資料だ」ってタテマエがあるから。似たような話で、クラッキング関連の情報もあるわけだ。こういうサーバーはこうすればクラックできる、というような。本格的な情報はその道の人しか知らないところできっと流通しているんだろうな。

マジ?
これは本当にデマかもしれない噂なんだけど、密売関係の情報交換もインターネットを利用しているとか。麻薬や銃器類だね。セキュリティの面から言うとインターネットを使うとは思えないけど、それなりに対応しているのかな。小売(そんな風に言うのかいな)する時には、お互いに余分な(アシの付く)情報を与えなくて済むから、というメリットは有りそうだ。
麻薬や銃器ほどのやばいものでなければ、売買は堂々と(?)行われているようである。H系は相当色々あるようだし、合法的ドラッグ(何か変だけど)も扱われているようだ。多分、詐欺風のが多いんじゃないかとも思うけど、この場合は加害者も被害者もどっちもどっちだね。

怪しい世界などど言いながら、大した内容にはなっていないな。そりゃそうか。

色々あるけど、他人に危害を加えることだけはやってはならないし、泣き寝入りではなく、立ち向かうことが必要。技術的知識とかが要求されるだろうけれど、必ず対抗策があると考えよう。