ハーブと花の写真講座

はじめに

風景写真もあれば人物写真もありますよね。スタジオで撮影する場合や、道端でのスナップ撮影というのもあります。水中撮影や天体写真とかは多少特殊ですけど、一言で写真と言っても、多くのジャンルに分かれていて、それぞれで必要な技術とかコツとかはそれぞれ異なってきます。たとえばスナップ写真であれば、ライブ感、つまりその場の雰囲気を表現することが重要だし、動きのある中で瞬間を切り取るような意識が必要です。ここでは、もっぱらハーブと花のマクロ撮影を中心として、サンプルを含めての解説を行っていきます。
このページを見ている方々は、このサイトに掲載している画像を眺めれば、この「講座」に書いてあることが役に立ちそうかどうか、ばれちゃいますよね。もちろんプロではないし、しかもきちんとした勉強をしたわけでもないシロウトなので、「講座」というのは正直、相当無理があると自分でも解っているんで、まあ、ヒントにするくらいの気持ちで見てやってください。

乱暴に言えば、写真だって「数打てば当たる」てなところがあって、何百枚も撮っていれば自慢できるもの、つまり「当たり」が数枚はあるもんです。プロの写真家は当たりが出る確率が高いからこそプロなんだし、その上、相当枚数の撮影をしますから、鬼に金棒(ちょっと違うか)。普通のアマチュアではそんなに時間も金もかけられないもんで、もともと小さい確率のくせに、せいぜい何十枚とかしか撮らない。当たりが出る数も少なくなってしまう。確率を高めるのに良い方法は、これまた「沢山撮影する経験」だったりするから、いつまで経ってもプロにはかないません。かないませんけど、わかってますけど、できるだけ確率を高くして、当たりの写真を増やしたい。そんなことの役に立てると嬉しいですね。
内容は次の通り。順番に見てもらうのが良いと思っています。
なお、このコンテンツはPCで閲覧してもらうことを前提として作成してありますので、よろしくお願いします。

目次

考え方

上に書いたとおり、「ハーブと花のマクロ撮影」に関して説明をします。となると、写真としては、全体の雰囲気を伝えるようなものよりも、一つの被写体(花)を中心としたものとなってきます。
いかにそれを見せていくか。被写体に眼が行くようにする方法とか、被写体と周囲との関係をどう見せていくとか。そうやって考えていくときには、単に「被写体」と呼ぶよりも「テーマ(主題)」と呼んだほうが良いでしょうね。テーマを設定した上での写真の方法について、説明していきます。
逆にここでは、例えば上から撮るか下から撮るかという「アングル」や、望遠や広角といったレンズによる差(画角とか圧縮効果とか)、フィルターワークについては言及していません。もしかしたら、いずれは追記するかもしれませんけど、今のところ予定していません。
これをこうやって見せたい。これのこういうところを見てもらいたい。そんな風に考えて、それを実現していく。写真の技術はこうした「見せる気持ち」の後から付いてくるものです。そのための方法論を沢山知っていれば、上達も速くなると思っています。

ところで

この講座を作成するにあたっては、カメラとしては一眼レフを前提にしています。絶対に一眼でなければ駄目ということではないのですが、色々な設定をしたり、効果を確認していくためには一眼レフのほうが都合が良いからです。
一般のデジタルカメラでは、本体の小型化、すなわち撮像素子とレンズの小型化が進んでおり、これによって、広い範囲にピントが合わせ易くなっています。また、明る過ぎや暗過ぎの状態でも自動的に調整されて「綺麗に」写るようにもなっています。スナップ写真等ではとても便利で扱い易いんですが、多少凝った写真を狙ったりすると、逆に「普通に写り過ぎてしまってつまらない」ということが起きることもあります。まあ、使い慣れたカメラを使うのが一番ですし、うまく使いこなせればいいんですけどね。

先に白状しておきますと、横位置の写真ばっかりになっています。縦位置での撮影もやらなくはないんですけど、PC画面上で見せようとするとやっぱり横位置かな、ということを言い訳として書いておきます。

そうそう、こんな内容ですけど、恥ずかしいということもあるんで、無断転載は御遠慮ください。リンクは自由に設置して頂いて構いませんが、できればトップページにお願いします。

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